光回線を乗り換えると、料金が安くなる・通信速度が改善されるなどのメリットがあります。ただし乗り換え方法は、現在利用している光回線によって異なるので注意が必要です。
そこで今回は、光回線の乗り換え手順についてまとめてみました!キャンペーン特典や、工事なしでお得に乗り換える方法も、一緒に紹介しています。
また新しい光回線では、利用中のサービスが使えなくなったり、解約違約金が発生する可能性もあります。このような確認ポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
■ 【結論】利用回線別のおすすめ光回線をご紹介!失敗したくない人にはOCN光がおすすめ!
※「ポケットWi-Fi」は、ソフトバンク様の登録商標であるため、本記事では「ポケット型WiFi」という表記を使用しております。
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流れを確認!光回線の乗り換え手順
光回線の乗り換え手順は、「先に新しい光回線を契約してから、現在利用している光回線を解約する」という流れになります。
申し込みから利用開始までの期間は、おおよそ1ヵ月前後です。早ければ2週間ほどで終了しますが、引っ越しシーズンの3〜4月頃は混雑するので、2ヶ月以上かかる場合もあるでしょう。
また工事費用については、おおよそ15,000〜40,000円です。契約する光回線や、戸建て・マンションなどの状況によって大きく異なるので、しっかり確認しておきましょう。
1、新しい光回線に申し込む
2、光回線の開通工事をする
3、通信機器の設定をする
4、以前の光回線を解約する
工事不要になる場合も!お得に光回線を乗り換える方法
現在利用している光回線によっては、乗り換え期間が短くなったり、料金が安くなったりする場合もあります。
ただし乗り換え方法は、先ほど紹介した手順と異なるので注意が必要です。
間違えてしまうと新規契約と同じ扱いになり、キャンペーンなども利用できなくなってしまいます。
それぞれ条件が決まっているので、お得に乗り換えができるのか、ぜひ一度チェックしてみてください。
フレッツ光から光コラボへ乗り換える【転用】
転用に必要な期間・初期費用 | |
---|---|
乗り換え期間 | 1〜2週間程度 |
回線工事費 | 0円 |
事務手数料 | 平均3,000円 |
フレッツ光の 解約金 | 0円 |
- ドコモ光
- ソフトバンク光
- So-net光プラス
- @nifty光
- DTI光
- AsahiNet光
- BIGLOBE光
- @TCOM光
- OCN光
- U-NEXT光
- IIJmioひかり
- hi-ho光
- 楽天ひかりなど
現在フレッツ光を利用していて、光コラボに乗り換えるときは「転用」と呼ばれる手続を行います。光コラボに当てはまるのは、ドコモ光・ソフトバンク光・BIGLOBE光などです。
転用する場合は、既に利用しているフレッツ光の回線をそのまま使います。なので基本的に、回線工事をする必要がありません。
また乗り換えにかかる期間も短く、おおよそ1週間〜2週間程度で移行が完了します。ちなみに転用承認番号には、15日間の有効期限があるので注意してください。
1、転用承諾番号をフレッツ光から発行
2、希望する光コラボへ転用として申し込む
3、転用の手続き完了・利用開始
光コラボから光コラボへ乗り換える【事業者変更】
事業者変更に必要な期間・初期費用 | |
---|---|
乗り換え期間 | 1〜2週間程度 |
回線工事費 | 0円 |
事務手数料 | 平均3,000円 |
解約金 | 更新月:0円 更新月以外:約10,000円〜20,000円 |
現在光コラボを利用していて、別の光コラボへ乗り換えるときは「事業者変更」という手続きを行います。
事業者変更も、転用と同じく、回線工事の費用はかかりません。また利用開始までの期間も、おおよそ1週間〜2週間程度になっています。
ただし、乗り換えのタイミングによっては、契約中の光コラボの解約金が発生するので注意しましょう。また事業者変更承諾番号にも、15日間の有効期限があります。
1、事業者変更承諾番号を契約中の光コラボから発行
2、希望する光コラボへ事業者変更として申し込む
3、事業者変更の手続き完了・利用開始
光回線の契約先(プロバイダ)を乗り換える
プロバイダ変更に必要な期間・初期費用 | |
---|---|
乗り換え期間 | 1週間程度 |
回線工事費 | 0円 |
事務手数料 | 平均3,000円 |
解約金 | 更新月:0円 更新月以外:約2,000円〜5,000円 |
光回線ではなく、契約しているプロバイダだけ変更する場合も、お得に乗り換えることができます。(同じiPhoneのままで、ドコモからauに乗り換えるようなイメージです。)
乗り換え手順は簡単ですが、セキュリティソフトや設定サポートなど、契約中のサービスが使えない可能性もあるので注意してください。
また契約中のプロバイダを解約するときは、Webまたは電話で申し込みをします。ここでは主要プロバイダの問い合わせ窓口をまとめてみたので、乗り換えるときは参考にしてみてください。
1、希望のプロバイダに申し込みをする
2、乗り換え先のプロバイダから書類が届く
3、記載されたID/パスワードでネット環境の設定
4、契約中のプロバイダを解約する
主要プロバイダ問い合わせ先一覧 | |
---|---|
BIGLOBE | 0120-86-0962 |
GMOトクトクBB | 0570-045-109 |
@nifty | 0570-03-2210 |
ASAHIネット | 0120-577-108 |
OCN | 0120-506-506 |
楽天ブロードバンド | 0800-600-0222 |
ぷらら | 0120-971-391 |
@TCOM | 0120-805-633 |
So-net | 0120-80-7761 |
DTI | 0570-00-4740 |
要チェック!光回線を乗り換える前の確認事項
新しい光回線に乗り換えると、契約内容が大きく変わる場合もあります。またタイミングによっては、違約金などを負担することになるかもしれません。
ここでは、光回線を乗り換える前のチェック項目をまとめてみました。損をしないためにも、しっかり確認しておきましょう。
基本料金の安さ・契約プランが異なるか
光回線を乗り換えると、まず基本料金の安さが変わります。特に月額割引でお得なところは、基本料金が高めで、割引キャンペーン終了後に損をしやすいので注意が必要です。
また契約期間や更新月が異なるケースもあります。更新月を勘違いしてしまうと、解約するときに余計な費用を支払うことになるので、しっかりチェックしておきましょう。
またWi-Fiルーターのレンタル料金や、セキュリティソフトの月額利用料なども、契約する光回線によってさまざまです。乗り換えしたときにどうなるのか、事前に確認しておいてください。
キャッシュバック・乗り換え費用負担などのキャンペーン
光回線によっては、乗り換えるときにキャンペーンが適用されます。キャッシュバックや乗り換え費用の負担など、特典内容はさまざまです。
特に違約金が発生する場合は、新しい光回線で乗り換えキャンペーンを実施しているか確認してみましょう。乗り換え費用が0円になるなら、解約のタイミングを気にする必要はありません。
ちなみに、乗り換えキャンペーンがお得な光回線は「ソフトバンク光」でした。他社回線からの乗り換え費用を、最大100,000円まで負担してくれますよ。
解約するときに違約金・その他費用を負担するか
更新月以外で解約したときにかかる違約金は、おおよそ10,000円〜20,000円です。しかしそれ以外に、支払いが発生するケースもあります。
特に見逃しやすいのが、「工事費用の残り」です。光回線の工事費用は、基本的に24回〜60回の分割払いになっており、解約時に未払いがあると、残りを支払うことになります。
他にも、短期間で解約したときに発生するキャンペーン違約金や、回線の撤去工事費などがあります。「更新月のタイミングなら問題ない」というわけではないので注意してください。
電話やテレビなど利用できなくなるサービスがあるか
光回線を乗り換えると、現在利用しているサービスが使えなくなる場合もあります。よくある失敗談をいくつか挙げてみたので、参考にしてみてください。
特に気をつけるのは「固定電話サービス」です。移転・引っ越し先によっては、いまの電話番号が使えなくなってしまうので、乗り換え前に確認しておきましょう。
なおメールアドレスに関しては、プロバイダによって、「月額300〜500円程度で解約後もそのまま使える」というサービスも用意されています。
- プロバイダのメールアドレスが消えた
- 固定電話の番号を継続で利用できない
- セキュリティソフトが無料で使えない
- 無料のルーターレンタルサービスがない
- テレビオプションの仕組みが違う(CS放送・HD録画機器レンタルなど)
光回線を乗り換える手順とタイミングに気をつける
光回線の乗り換えで気をつけることは、「乗り換え手順とタイミングを間違えないこと」です。
乗り換え手順を間違えてしまうと、インターネットを利用できない期間が発生するかもしれません。なので、以下の正しい手順を確認しながら、光回線の乗り換えをしましょう。
また転用・事業者変更で取得した番号には、15日間の有効期限があります。手続きをスムーズに進めるためにも、光回線を乗り換える直前で、発行してもらうのがおすすめです。
ちなみに、ソフトバンク光やNURO光では、開通するまでポケット型WiFiをレンタルできるサービスもあります。料金もお得なので、気になる方はチェックしてみてください。
乗り換え方法 | 結果 | |
---|---|---|
正しい手順 | ・先に新しい光回線で 乗り換え手続きをする ・その後に利用中の 光回線を解約する | ネットを利用できない 期間が発生しない |
間違った手順 | ・先に利用している 光回線を解約する ・その後に新しい 光回線に乗り換える | 工事が延期になったり 問題が発生したときに ネットを利用できない |
勝手に乗り換えさせられる?悪徳な電話勧誘に注意!
最近では、「サービス案内の電話を受けていたら、勝手に乗り換えることになっていた」というケースが増えています。このように、光回線の悪徳な電話勧誘には注意が必要です。
具体的には、NTTを装った担当者から「料金が安くなる」などの電話がかかってきます。そして詳しい説明のないまま、乗り換えに必要な情報を引き出し、手続きを進めてしまうそうです。
この場合、解約手続きも勝手に進められて、高額な違約金を支払うことになります。総務省からも、気をつけるポイントなどが書かれた資料が公開されているので、一度目を通しておきましょう。
※参照:総務省「光コラボレーションモデルの不適切な電話勧誘に注意」
光回線の乗り換えるときの手順・お得な方法まとめ
今回は、お得に光回線を乗り換える手順についてまとめました。
光回線の乗り換えは、1ヶ月前後の期間がかかり、工事費用も発生してしまいます。ただし「転用・事業者変更・プロバイダのみ変更」の場合は、2週間ほどで料金も格安です。
ここで紹介した手順通りに進めないと、余計な費用を支払うことになるので、事前にしっかりチェックしておきましょう。
またキャンペーンや解約金なども確認して、自分にあったところを探すのがポイントです。光回線を乗り換えるときには、ぜひ参考にしてみてください。
通常 | 1、新しい光回線に申し込む 2、光回線の開通工事をする 3、通信機器の設定をする 4、以前の光回線を解約する |
---|---|
転用 | 1、転用承諾番号をフレッツ光から発行 2、希望する光コラボへ転用として申し込む 3、転用の手続き完了・利用開始 |
事業者変更 | 1、事業者変更承諾番号を光コラボから発行 2、希望する光コラボへ申し込む 3、事業者変更の手続き完了・利用開始 |
プロバイダ 変更 | 1、希望のプロバイダに申し込む 2、乗り換え先のプロバイダから書類が届く 3、記載されたID/パスワードで設定 4、契約中のプロバイダを解約する |
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