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インターネット回線

インターネット回線速度の目安がわかる!測定方法やスピードテスト平均値も

インターネットの回線速度の目安

インターネットの回線速度は、多くのサイトで、1番速いときの理論値が書かれています。実際の速度ではないので、速い・遅いの目安にはなりません。

実際のところ、インターネットの速度は、回線の種類によって異なります。目安を超えていない場合は、改善する必要もあるでしょう。

そこで今回は、どれくらいが普通なのか、回線速度の目安となる基準値をまとめてみました。

ここでは快適なインターネット速度を知るために、単位の見方についても解説しています。

簡単に測定できる方法も紹介しているので、インターネットが遅い・重いと感じる方は、ぜひ参考にしてみてください。

【結論】利用回線別のおすすめ光回線をご紹介!高品質な回線速度ならnuro光がおすすめ!

利用回線別のおすすめ光回線をご紹介

※「ポケットWi-Fi」は、ソフトバンク様の登録商標であるため、本記事では「ポケット型WiFi」という表記を使用しております。

まずは見方をチェック!回線速度の単位は「Mbps」

インターネット速度の単位の見方

インターネットの速度には、主に「Mbps(メガビーピーエス)」という単位を使います。

この数値が大きいほど、1秒間に大量のデータを送信できるため、速度が速いことを意味します。

そしてインターネットの回線速度を測定するときには、「上り通信速度」と「下り通信速度」で、何Mbps出ているかが重要です。

bps
(ビーピーエス)
1秒間に送信できるデータ量を表す単位
Kbps
(キロビーピーエス)
1bpsの1,000倍の速さ
Mbps
(メガビーピーエス)
1Kbpsの1,000倍の速さ
Gbps
(ギガビーピーエス)
1Mbpsの1,000倍の速さ

上りの回線速度は「アップロードの速さ」

アップロードの説明

インターネットの上り速度は、データのアップロード時間を表す数値です。

このスピードが速いほど、自分の端末からデータを送信する時間が短くなります。

具体的には、メールの送信や動画投稿などの速さに関係しています。

下りの回線速度は「ダウンロードの速さ」

ダウンロードの説明

インターネットの下り速度は、データのダウンロード時間を表す数値です。

このスピードが速いほど、YouTubeの動画視聴や、SNSの読み込みが快適になります。

なので一般的なユーザーには、インターネットの上りの回線速度よりも、下りの回線速度の方が重要です。

参考:オンラインゲームをするなら「ping値」も確認

pingの説明

ping値とは、インターネットの応答速度を表す数値です。単位には「ms(ミリ秒)」を使い、レイテンシと呼ばれる場合もあります。

この数値が小さいほど、動作のラグ(遅延時間)が短くなるので、ストレスなく通信できるでしょう。

特にオンラインゲームの速さにこだわりたい方は、回線速度に加えてping値もテストしてみてください。

回線速度の目安は?快適なインターネットの速さ

快適なインターネットの回線速度

ネットを検索する程度なのか、頻繁に動画をみるのかによって、快適なインターネットの速度は異なります。

なのでここでは、回線速度の目安をまとめてみました。通信速度だけでなく、ping値の基準値も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ネットや動画は30Mbps以上!ゲームなら100Mbps以上!

通信速度の目安

普通にインターネットを使うなら、平均で30Mbpsあれば快適です。

データの重さによって、回線速度の目安は変わりますが、30Mbps以上なら基本的に問題ないでしょう。

もし高画質の動画や、オンラインゲームを楽しむなら、100Mbps以上が目安となります。

利用目的必要な回線速度の目安
ネット検索1~10Mbps
メール
LINE
128Kbps~1Mbps
SNS3Mbps~10Mbps
動画視聴3Mbps~25Mbps
オンライン
ゲーム
100Mbps以上

ping値は50ms以下が目安!30ms以下ならゲームも快適

ping値の目安

ping値の場合、50ms以下であれば、インターネットを快適に利用できます。

ただしオンラインゲームをするなら、30ms以下が目安です。

通信速度が速くても、ping値の遅いインターネット回線があるので、スピードテストをするときは注意してください。

ping値感じ方ネットで検索する
動画を視聴する
パズルゲーム
(TCG)
シミュレーションゲーム
(RPG・MOBA)
対戦ゲーム
(FPS・TPS)
0〜15ms以下とても快適
16〜30ms以下速い
31〜50ms以下普通
51〜100ms以上遅い

※横にスクロールができます。

平均どれくらい?インターネット回線ごとに目安を確認

インターネット回線ごとの平均速度

インターネット速度の目安を確認したところで、ここからは回線ごとの平均値を紹介します。

自宅で使っているインターネット回線が、平均よりも速いのか、遅いのかをチェックしてみてください。

インターネット
回線
固定回線光回線
電話回線
(ADSL)
ケーブルテレビ回線
(CATV)
モバイル
回線
モバイルルーター
(ポケット型WiFi)
ホームルーター

光回線の速度なら「平均180Mbps〜200Mbps」

光回線の速度

自宅の工事をして、光ファイバーを引き込む「光回線」は、下りの平均速度で180Mbps〜200Mbpsでした。今回調査した中では、トップクラスの速さです。

なので一人暮らしはもちろん、家族みんなで接続しても、インターネットの速度は快適でしょう。またping値も、平均して30msを下回っていました。

ただし契約先(プロバイダ)によって、速度が遅くなることもあります。すべての光回線が速いというわけではないので、注意が必要です。

下り
回線速度
平均189.1Mbps
上り
回線速度
平均160.9Mbps
ping値平均27.2ms

電話回線(ADSL)の速度なら「平均10Mbps前後」

ADSLの速度

電話回線を使ったADSLは、対応しているエリアが広く、料金の安さが特徴です。

しかしインターネットの下り速度は、おおよそ10Mbps前後でした。ping値も平均して約60msなので、動画やゲームを楽しみたい方には向いていないでしょう。

ちなみにADSLは、徐々にサービスが終了しており、将来的には使えなくなる可能性もあります。なので、現在契約している方は、別のネット回線に乗り換えるのもおすすめです。

下り
回線速度
平均11.9Mbps
上り
回線速度
平均5.8Mbps
ping値平均59.6ms

ケーブルテレビ回線(CATV)は「平均80Mbps〜100Mbps」

CATVの速度

J:COMなどのケーブルテレビ回線(CATV)も、多くの地域で利用できます。

インターネットの下り速度は、80Mbps〜100Mbps前後です。ネットや動画を楽しむ程度なら十分な速さですが、オンラインゲームは難しいでしょう。

またping値もおおよそ40msで、回線速度の目安をギリギリ超えている速さでした。普段あまりインターネットを使わない方なら、問題なく使えるレベルです。

下り
回線速度
平均78.4Mbps
上り
回線速度
平均10.6Mbps
ping値平均41.9ms

モバイルルーター(ポケット型WiFi)は「平均30Mbps前後」

モバイルルーター(ポケット型WiFi)は「平均30Mbps前後」

持ち歩けるモバイルルーターは、家でも外でもWi-Fiに接続できます。

しかし、インターネットの回線速度は遅めです。下り平均はおおよそ30Mbpsで、動画視聴の目安とほぼ同じでした。

外出先でもインターネットを使いたい方にはおすすめですが、自宅用のWi-Fiには向いていないでしょう。ちなみに有線接続できるタイプであれば、速度は少し改善されます。

下り
回線速度
平均30Mbps
上り
回線速度
平均8Mbps
ping値平均86ms

ホームルーターの速度は「平均40〜50Mbps」

ホームルーターの速度

ホームルーターとは、コンセントに差すだけで使える、据え置き型Wi-Fiです。光回線とは違い、工事なしで接続できます。

インターネット回線の速さは、平均で40Mbps〜50Mbpsでした。ネットや動画なら問題ありませんが、オンラインゲームには厳しい速度です。

ただし料金も安く、設定も簡単なので、一人暮らしの方なら検討してみても良いでしょう。

下り
回線速度
平均41Mbps
上り
回線速度
平均9Mbps
ping値平均81ms

実際に測ってみよう!簡単にスピードテストができる測定サイト

スピードテストができる測定サイト

ここからは、インターネットの実際の速度(実測値)がわかる測定サイトを紹介します。

測定サイトの中には「java」をインストールしないと、うまく測れないところもありました。なので、ここで紹介しているサイトをおすすめします。

どれも簡単に測定できるので、インターネットの回線速度が目安を超えているのか、ぜひチェックしてみてください。

インターネット速度の測定サイト

USEN GATE 02

USEN GATE 02
出典:USEN GATE02

USEN GATE 02は「測定開始」をクリックするだけで、インターネットの回線速度を測定できるサイトです。

上り速度はUPLOAD、下り速度はDOWNLOADで表示されます。またping値も、一緒に計測可能です。

さらに結果だけでなく、回線スピードを判定してくれる機能もついていました。Webサイト閲覧やYouTube視聴など、用途別に快適さがわかるので、初心者にもおすすめです。

USEN GATE 02で測定する

Fast.com

Fast.com
出典:Fast.com

Fast.comは、サイトにアクセスすると、自動で測定される仕組みになっています。最初に出てくる結果は、インターネットの下り速度です。

また計測後に「詳細を表示」をクリックすると、上り速度とping値も確認できました。ping値は、レイテンシとして記載されています。

ちなみにレイテンシには、「アンロード済み」と「ロード済み」の、2つの数値があります。それぞれ意味が異なるので、事前にチェックしておいてください。

アンロード済み
レイテンシ
自分だけがネットを利用した場合のping値
ロード済み
レイテンシ
複数人・あるいは複数のデバイスで
同時にインターネットを使った場合のping値

Fast.comで測定する

Speedtest.net

Speedtest.net
出典:Speedtest.net

Speedtest.netも、簡単にインターネット速度を測定できるサイトの1つです。「GO」をクリックすると、計測を開始してくれます。

上り回線速度・下り回線速度・ping値のすべてを測れますが、接続するサーバーを変更できるところも、このサイトの特徴です。

画面上で「Change Server」をクリックすれば、手動で設定できます。より速さにこだわりたい方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

Speedtest.netで測定する

アプリでも計測可能!携帯でスピードテストを行う方法

スピードテストができる計測アプリ

もしスマホで遅いと感じる場合は、専用アプリでスピードテストをする方法もあります。

ここでは回線速度を測定できるアプリの中でも、代表的なものを集めてみました。どれか1つインストールしておけば、いつでも簡単に速度をチェックできますよ。

インターネット速度の測定アプリ

RBB SPEED TEST

RBB SPEED TEST
出典:App Store

RBB SPEED TESTでは、測定したインターネット速度を、全国平均と比較できる測定アプリです。メニューから「データ」を選択すると確認できます。

計測方法は、アプリを起動してから「測定開始」をタップするだけなので簡単です。インターネットの速度も、ひと目でわかるように表示されます。

また「条件設定」を押すと、回線の種類・プロバイダを設定できるようになっていました。なので、より正確な数値が知りたい方にもおすすめです。

【App Storeで見る】
RBB SPEED TEST

SpeedTest Master

SpeedTest Master
出典:App Store

SpeedTest Masterでは、ping値が「遅延」で表示されています。上り回線速度はアップロード、下り回線速度はダウンロードなので、他の計測アプリと同じです。

また3つの用途に合わせて、回線スピードの判定結果を確認できます。インターネット速度の目安を、把握しておきたい方にはぴったりでしょう。

ちなみに課金をすると、より高度な機能も使えるようになります。スピードテスト後に出てくる広告も非表示にできますよ。

【App Storeで見る】
SpeedTest Master

Speedcheck Internet Speed Test

Speedcheck
出典:App Store

Speedcheckでは、インターネットの回線速度に加えて、安定性やセキュリティ状況なども確認できます。

また同時に、5項目のパフォーマンス状況を測れるところも特徴です。それぞれの意味は、以下を参考にしてみてください。

こちらも計測後に広告が表示されますが、課金することで非表示にできます。

【App Storeで見る】
Speedcheck Internet Speed Test

結果が悪かったら?通信速度が遅くなる原因と改善策をチェック

インターネットが遅い原因と改善策
インターネット速度が遅くなる理由
ルーター・ルーターとの距離が遠い
・ルーターとの間に障害物がある
・ルーター機器が故障しているなど
スマホ
パソコン
(端末)
・同時に多くの端末で接続している
・アプリやページを開きすぎている
・アップデートをしていないなど
光回線
プロバイダ
・通信障害が起きている
・回線の工事をしている
・アクセスが集中しているなど

インターネットの回線速度が遅くなるのは、主にWi-Fiルーターとの距離や、本体にかかる負荷が原因です。なので置き場所を変えたり、一度電源を落としたりすると改善されます。

またスマホやパソコンなども、再起動してみるのがおすすめです。複数端末で接続していることや、多くのページを開きすぎていることも、遅くなる原因になります。

それでもインターネットの速度が改善されなければ、回線や契約先(プロバイダ)で、通信障害が発生している可能性もあるでしょう。障害・メンテナンス情報は、各公式サイトで確認できますよ。

ここでは簡単に試せる方法だけをまとめてみたので、ぜひチェックしてみてください。

頻繁に通信速度が遅くなるときは乗り換えも検討する

インターネット回線の乗り換えも方法の1つ
ずっと速度が改善されないときは、光回線自体を見直す必要もあるでしょう。場合によっては、通信スピードの速い光回線に乗り換えるのもおすすめです。

実際に調べてみると、契約している光回線によって、インターネット速度が100Mbps以上も異なります。特にユーザーから高評価なのは、NURO光・auひかり・ドコモ光です。

ただし解約の違約金は高額なので、もし乗り換えるなら、更新月のタイミングをおすすめします。

NURO光・最大通信速度は2Gbps
・実測値の平均が500〜600Mbps
・ping値は全国平均で12.12ms
・北海道・関東・東海・関西・九州の一部のみ
auひかり・最大通信速度は1Gbps(一般的)
・実測値の平均は350Mbps前後
・ping値は全国平均で23.59ms
・東海・関西エリアは契約できないことも
ドコモ光・最大通信速度は1Gbps(一般的)
・実測値の平均は300Mbps前後
・ping値は全国平均で27.27ms
・全国エリアで対応している

※NURO光の実測値の参考:RBB SPEED AWARD 2019
※ドコモ光の実測値の参考:GMOとくとくBB
※auひかりの実測値の参考:みんなのネット回線速度

インターネット回線速度の目安・測定方法まとめ

今回は快適なインターネットの目安・回線速度の測定方法・遅い原因と対処法について紹介しました。

インターネットの速度を調べるときは、下りの平均速度が重要です。なかでも光回線が最速で、動画もゲームも快適に楽しめる速さでした。

またインターネットの速度はGoogleでも調べられますが、ここで紹介した測定サイトがおすすめです。誰でも簡単にスピードテストができますよ。

もし回線速度が遅いときは、ほとんどの場合、一度電源を落とすと改善されます。なので、ルーターやスマホ・パソコンを再起動してみてください。

まずは測定サイトで、自宅のインターネット速度がどれくらいなのかを調べてみましょう!

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