インターネット回線

【これで改善】インターネットの回線速度が遅い!原因と速度を上げる方法

遅いインターネットの回線速度を向上させる方法

インターネットの回線速度を上げる方法は、そこまで難しくありません。いくつかのポイントを調べるだけで、遅いと悩んでいた通信スピードが改善します。

そこで今回は、回線速度向上のための対策ポイントをまとめてみました!インターネットが遅い原因についても、一緒に解説しています。

またここでは、速度の遅い・速いがわかるように、目安(基準値)も公開しています。本当に改善したか、確認してみると良いでしょう。

遅いインターネットにストレスを感じる方や、回線速度を上げる方法を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

遅い原因は?簡単にインターネット速度を上げる方法も

簡単に試せるインターネットの改善策

まず基本的に、インターネットの速度が遅いときには、再起動をするのがおすすめです。

ルーターなどの通信機器は、負荷のかかった状態が続くと、繋がりにくくなってしまいます。なので一度電源を落とし、本体の負荷をリセットしてあげると、回線速度が向上します。

また無線の電波は、壁や家具などの障害物に弱いので、スマホやパソコンの近くに置くのが良いでしょう。接続台数を少なくするだけでも、回線速度が上がる可能性はありますよ。

急にインターネットが遅いと感じたら、ぜひこれらの改善策を試してみてください。

改善しない場合はどうする?回線速度を向上させる対策ポイント

回線速度を上げるための改善ポイント

それでもインターネットが遅い場合は、ネット環境や通信端末を調べる必要があります。また回線・プロバイダーに原因があることも考えられます。

なのでここでは、回線速度を向上させるための見直しポイントをまとめてみました。今回は「ネット環境」、「スマホ・パソコン」、「回線・プロバイダー」の3つを紹介しています。

遅くなる原因と一緒に解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

【ポイント1】ネット環境を整えると回線速度が改善!

ネット環境を調べるためには、現在使っている通信機器をチェックする必要があります。

またインターネットの接続設定についても、一緒に確認しておきましょう。

無線ルーター(モデム)の性能を確認する

無線ルーター(モデム)の性能

無線ルーターの性能が悪いと、いくら高速通信に対応しているネット回線でも、速度は改善されません。

性能を調べるときは、本体の「規格名」がポイントになります。市販のルーターなら、説明書やカタログに記載されているので、転送速度が速いか確認しましょう。

自宅のルーターが、ネット回線からのレンタル機器であれば、基本的に問題ありません。もし長く使っている場合は、新しいタイプに交換できるか、連絡してみるのもおすすめです。

また「IPv6対応」と表記されていると、回線が混雑しにくく、スピードアップを期待できます。設定方法は端末ごとに異なるので、ネット回線・ルーターの公式サイトを確認してみてだください。

規格名名称転送速度
(理論値)
IEEE802.11axWi-Fi6高速(9,600Mbps)
IEEE802.11acWi-Fi5高速(6,900Mbps)
IEEE802.11nWi-Fi4速い(600Mbps)
IEEE802.11g遅い(54Mbps)
IEEE802.11a遅い(54Mbps)
IEEE802.11b遅い(11Mbps)

※あくまでも理論値(ベストエフォート)です。実際の速度は、ネット回線や時間帯によって異なります。

LANケーブルのカテゴリを調べる

LANケーブルの規格

LANケーブルにも、高速通信に対応しているタイプ・対応していないタイプがあります。見極めるポイントは、「カテゴリ」と呼ばれる規格です。

カテゴリの数字が大きいほど、速く通信できるようになります。特にオンラインゲームのために回線速度を上げるなら、「CAT7」以上のカテゴリがおすすめです。

料金を調べたところ、安いものは1,000円以下で販売されていました。もしネットや動画を楽しむ程度なら、「CAT6」のカテゴリでも十分快適に利用できますよ。

LANケーブルの
カテゴリ
通信速度使用の目安
CAT7A高速オンラインゲーム
CAT7高速オンラインゲーム
CAT6A(6e)速いネット・動画
CAT6普通ネット・動画
CAT5e普通ネット・動画
CAT5遅いネット

距離が遠い場合は中継器を使う

中継器を使うと電波が安定する

1階と2階でインターネットを使ったり、部屋のすみに無線ルーター置いたりすると、パソコンとの距離が遠くなります。これらも、回線速度が遅くなる原因の1つです。

どうしても置き場所を変えられないときは、中継器を使ってみるのも良いでしょう。中継器には、Wi-Fiの電波を安定させる役割があり、回線速度も改善されます。

Amazonや楽天でも購入可能で、価格はおおよそ5,000円前後です。もし迷ってしまったら、機能性に優れたバッファロー製の中継器がおすすめですよ。

電波が干渉していると安定しない

周波数帯を変えて電波干渉を防ぐ

最近の無線ルーターでは、5GHz・2.4GHzの周波数帯を設定できます。そのうち2.4GHzの周波数帯は、電子レンジなどの家電と電波干渉しやすいので注意が必要です。

この場合は、周波数帯を5GHzに変更することで、インターネット回線の速度が改善します。接続先を変えるだけなので、一度試してみると良いでしょう。

ここでは、それぞれの特徴もまとめてみました。ちなみにポケットWi-Fi(モバイルルーター)などの端末では、画面を操作して変更する方法もあります。

5GHzのWi-Fi2.4GHzのWi-Fi
メリット・2.4GHzより通信速度が速い
・他の電波と干渉しない(安定している)
・壁や柱などの障害物に強い
・ルーターから離れた場所にも電波が届く
デメリット・壁や柱などの障害物に弱い
・あまり遠くには電波を飛ばせない
・5GHzと比べると通信速度が遅い
・家電の電磁波と干渉しやすい(不安定になる)
見分け方・ネットワーク名(SSID)の末尾が「5G」
・ネットワーク名(SSID)の末尾が「a」
・ネットワーク名(SSID)の末尾が「2G」
・ネットワーク名(SSID)の末尾が「g」
切り替える
方法
一度Wi-Fiをオフにして、5GHzのWi-Fiに接続する一度Wi-Fiをオフにして、2.4GHzのWi-Fiに接続する

※横にスクロールができます。

【ポイント2】スマホ・パソコンを高速化して回線速度を向上!

スマホ・パソコンを高速化することで、回線速度を向上させることができます。

どの方法も簡単なので、設定方法についてもチェックしてみてください。

OSを最新バージョンにする

OSを最新バージョンに更新する

端末のOSが古い状態のままだと、インターネットが遅いと感じる原因になります。この場合は、最新バージョンに更新すると、回線速度が改善されます。

更新中は操作できず、時間もかかってしまうので、夜の寝るタイミングがおすすめです。スマホやパソコンの操作手順は、以下を参考にしてみてください。

PC
【Mac】
・「システム環境設定」をクリック
・「ソフトウェア・アップデート」を選択
PC
【Windows】
・設定の「更新とセキュリティ」をクリック
・「Windows Update」を選択
スマホ
【iPhone】
・設定の「一般」をタップ
・「ソフトウェア・アップデート」を選択
スマホ
【Android】
・設定の「端末情報」をタップ
・「ソフトウェア更新」を選択

セキュリティソフトが影響している

セキュリティソフトを確認する

セキュリティソフトが原因で、処理スピードが低速になっているケースもあります。もしそれで、回線速度が向上した場合は、セキュリティソフトを変更するのも方法の1つです。

一時的に停止する程度なら、安全性の問題はほとんどないので、一度試してみると良いでしょう。その際は、最新の状態にアップデートされているか、確認するようにしてください。

ちなみに、セキュリティソフトを停止し続けるのは良くありません。ウイルスが原因で、回線速度が遅くなる可能性も考えられるので、注意が必要です。

ブラウザのキャッシュを削除する

ブラウザのキャッシュを削除する

SafariやGoogle Chromeなどのプラウザを使うと、スマホ・パソコンにはキャッシュが蓄積されます。この溜まったキャッシュを削除することで、回線速度アップを期待できます。

また使用するブラウザによっても、インターネットの速度が違うので、覚えておくと良いでしょう。速くて人気のあるブラウザは、以下を参考にしてみてください。

回線速度が速いブラウザ
Google
Chrome
公式サイトよりダウンロード
SafariApple製品に初期インストール
Mozilla
Firefox
公式サイトよりダウンロード
Microsoft
Edge
Windowsに初期インストール
Opera公式サイトよりダウンロード

高速化・最適化フリーソフトを利用する

高速化のフリーソフトを使う

CCleaner」や「SpeedyFox」のようなフリーソフトを利用して、回線速度を上げる方法もおすすめです。パソコンを高速化・最適化することができます。

ただしパソコンによっては、対応していない場合があります。ダウンロードする際には、Mac版・Windows版を間違えないようにしましょう。

また一部では、悪質なフリーソフトもあります。高速化・最適化できるものなら、何でも良いわけではないので注意してください。

DNS設定を変更してみる

スマホ・パソコンのDNS設定をする

「DNS」と呼ばれる設定を変更すると、繋がりやすくなるケースもあります。これは、スマホでもパソコンでも設定できます。

やり方は、DNS設定画面に「8.8.8.8」と「8.8.4.4」を入力するだけです。Googleが管理しているものなので、安心して利用できます。

圏外ではないのに、突然インターネットが遅くなったり、繋がらなくなったりした際には、ぜひ試してみてください。

スマホ(iPhone)のDNS設定
  • 設定アプリを起動
  • 「Wi-Fi」をクリック
  • 接続中のネットワークを選択
  • 「DNSを構成」をクリック
  • 「手動」をクリック
  • 「サーバを追加」をクリック
  • 「8.8.8.8」と「8.8.4.4」を入力
  • 画面右上の「保存」をクリック

パソコン(Windows)のDNS設定
  • コントロールパネルを起動
  • 「ネットワークの状態とタスクの表示」を選択
  • 「ローカルエリア接続」をクリック
  • 「プロパティ」をクリック
  • インターネット プロトコル バージョン4を選択
  • 「プロパティ」をクリック
  • 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択
  • 優先DNSサーバーに「8.8.8.8」と入力する
  • 代替DNSサーバーに「8.8.4.4」と入力する
  • 「OK」をクリックする

パソコン(Mac)のDNS設定
  • 「システムと環境設定」を起動
  • 「ネットワーク」をクリック
  • 右下の「詳細」をクリック
  • 「DNS」をクリック
  • 「+」を選択
  • 「8.8.8.8」と「8.8.4.4」の順で入力する
  • 「OK」を選択して「適用」をクリック

性能・容量の優れた端末にする

性能や容量の優れた端末にする

もし同じパソコンをずっと使っている場合は、買い替えを検討してみるのも良いでしょう。ポイントになる項目は、CPU・メモリ・HDDです。

パソコンを使用する目的によって、数値の目安も変わってきます。また高性能になるほど、価格も高くなるので、自分にあった容量を選ぶようにしてください。

CPUの目安・普通に使うならCore i3・Ryzen3以上
・動画を楽しむならCore i5・Ryzen5以上
・ゲームを楽しむならCore i7・Ryzen7以上
メモリの目安・普通に使うなら4〜8GB以上
・動画を楽しむなら16GB以上
・ゲームも楽しむなら32GB以上
HDDの目安・普通に使うなら128〜256GB以上
・ゲームを楽しむなら512GB以上
・たくさん保存するなら1TB以上

【ポイント3】ネット回線・プロバイダーが原因で遅い場合も

使用しているネット回線や、契約しているプロバイダーが原因で、インターネットが遅いことも考えられるでしょう。

契約先の公式サイトには、繋がらないときの対処法・問い合わせ先が書かれているので、困ったときはそちらも参考にするのもおすすめです。

ケーブルテレビ回線(CATV)や電話回線(ADSL)を使っている

CATVやADSLを使っている

ケーブルテレビ回線(CATV)や電話回線(ADSL)は、フレッツ光などの光回線と比べると低速です。これは、利用している配線が関係しています。

実際の下り速度を調べてみると、CATVの場合は2倍以上、ADSLの場合は10倍以上も差がありました。なので回線速度を上げるなら、光回線を検討してみるのも良いでしょう。

ちなみにADSLは、2023年から2024年にかけてサービスが縮小されます。急に使えなくなるわけではありませんが、早めに別のネット回線を探しておくのがおすすめです。

下りの回線速度上りの回線速度ping値(応答速度)最大通信速度(理論値)
光回線189.1Mbps160.9Mbps27.2ms最大1Gbps
ケーブル
テレビ回線
(CATV)
78.4Mbps10.6Mbps41.9ms最大120Mbps~320Mbps
電話回線
(ADSL)
11.9Mbps5.8Mbps59.6ms最大5Mbps~50Mbps
参考:みんなのネット回線速度(2020年6月の回線速度平均値)

アクセスが集中する夜の時間帯は遅い

夜の回線速度は遅い

一般的に夜の時間帯は、インターネットの利用者数が増えるため、アクセスが集中します。すると回線が混雑して、接続も悪くなってしまいます。

特にマンションやアパートに住んでいる方は、注意が必要です。集合住宅では、1つの回線をシェアする配線方式が多く、時間帯による影響を受けやすいでしょう。

どうしても気になる場合は、回線速度の速い契約プランがあるかを、プロバイダーに確認してみてください。

通信障害が発生している可能性も

通信障害が発生している

台風や大雨などの影響で、通信障害が発生していれば、インターネットも遅くなります。また工事などの理由で、低速になっている可能性もあります。

これらの情報は、ネット回線・プロバイダーの公式サイトに掲載されているので、一度チェックしてみると良いでしょう。

ちなみに多くの光回線は、フレッツ光と同じ回線を利用しています。そのため、調べ方がわからないときは、フレッツ光の障害・メンテナンス情報を確認するのもおすすめです。

フレッツ光
東日本
工事・故障情報」より確認
フレッツ光
西日本
工事・故障情報」より確認

頻繁に遅いと感じるときは乗り換えも検討してみる

ネット回線・プロバイダーの乗り換えも

何度もインターネットが遅くなる場合、速いネット回線に乗り換えることも、方法の1つです。

たとえばNURO光は、実測値で500Mbps〜600Mbps以上を記録しており、ネット回線の中でもトップクラスの速さを誇ります。インターネットの速さにこだわるなら、特におすすめです。

またドコモ光やauひかりは、契約するプロバイダーによって回線速度が異なります。速いところを選べば、平均300Mbpsの速さで快適ですよ。

もし現在使っているネット回線が、更新月のタイミングなら、ぜひ乗り換えも検討してみてください。

参考:どれくらいが普通?快適なインターネットの速さとは?

回線速度の目安や基準値

インターネットの回線速度には、「Mbps」という単位が使われています。そして重要なのは、ダウンロードの速さに関わる、下りの回線速度です。

ネットや動画を楽しむ程度なら、30Mbps以上が基準値だと言われています。オンラインゲームをするなら100Mbps以上が目安でしょう。

利用目的必要な回線速度の目安
ネット検索1~10Mbps
メール
LINE
128Kbps~1Mbps
SNS3Mbps~10Mbps
動画視聴3Mbps~25Mbps
オンライン
ゲーム
100Mbps以上

実際に測定できるサイト・アプリもあるので、気になる方は実際に測ってみてください。

光回線の速度平均
光回線の速度は平均どれくらい?測定方法や快適に使える速さの目安も【プロがわかりやすく解説】光回線の速度平均は、自宅のネット環境によって大きく異なります。そこで今回は、どれくらいの速さが普通なのか、通信速度の平均値について徹底調査しました!光回線の実測値や目安、遅いときの対処法なども一緒に紹介しています。...

オンラインゲームをするならping値も調べる

オンラインゲームはping値も重要

ping値とは、インターネットの応答速度を表す数値です。単位は「ms(ミリ秒)」で、数値が低いほど、操作のラグ(遅延時間)が少なくなります。

特にオンラインゲームをする方は、事前にチェックしておくと良いでしょう。平均して30ms以下なら、ストレスなく楽しめますよ。

ping値感じ方ネットで検索する
動画を視聴する
パズルゲーム
(TCG)
シミュレーションゲーム
(RPG・MOBA)
対戦ゲーム
(FPS・TPS)
0〜15ms以下とても快適
16〜30ms以下速い
31〜50ms以下普通
51〜100ms以上遅い

※横にスクロールができます。

こちらも専用のサイト・アプリで、簡単に計測可能です。

ping値の測定方法と目安
【簡単に測れる】ping値の測定方法まとめ!速度の目安と改善策も【プロがわかりやすく解説】簡単にping値を測る方法をまとめました!快適にインターネットが使えるping値の目安を確認しながら、スピードテストができる測定サイト・アプリをご紹介。計測した結果で、回線速度が遅い、ping値が低いときの改善策もまとめています。...

インターネットが遅い原因・速度を向上させるための改善策まとめ

今回はインターネットが遅い原因と、回線速度を上げるための改善方法をまとめました。

速度が遅いと感じるときは、ネット環境やスマホ・パソコンなどの問題が考えられます。また回線・プロバイダーが原因で、繋がりにくくなっている可能性もあるでしょう。

一度電源を落とせば、改善することも多いので、まずは再起動を試してみるのがおすすめです。それでも改善されない場合は、速度が速いプロバイダーへの乗り換えや、ここで紹介した内容を参考にしてみてください。

プロバイダの速度比較
【速度の違いがわかる】プロバイダの最速ランキング!実際の速さで徹底比較【実際の速度で比較】同じ光回線でも、契約するプロバイダによっては100Mbps以上の差があります。そこで今回は、最速プロバイダをランキング形式でご紹介!地域ごとにまとめたエリア別一覧表や、速度が遅い原因などもまとめながら、1番速いプロバイダを解説します。...