ネット回線の知識

【画像付き】光コンセントとは?探し方やある場合、ない場合の設置工事も

光コンセントとは
光コンセントとは?

光回線でインターネットを利用するために必要なもので、回線工事のときに設置される。

「光」または「光コンセントSC」の文字が目印になる。

光コンセントとは、回線工事のとタイミングで設置されるものです。しかし自宅によっては、すでに設置済みのケースもあります。

実は光コンセントがある場合・ない場合によって、「光回線の工事費用」や「利用開始までの期間」が大きく変わります。

そこで今回は、光コンセントとは何なのか、探し方と確認方法をまとめてみました!光コンセントがない場合や、退去時の撤去方法なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

画像付きで解説!そもそも光コンセントとは

光コンセントの意味

「光コンセント」は、自宅内に引き込んだ光ファイバーケーブル(光回線)と、通信機器を繋ぐときに使います。

専用のケーブルを光コンセントに差し込み、ONU(ルーター)と接続することで、インターネットを利用できる仕組みです。

光コンセントには「光」もしくは「光コンセントSC」という表記がされています。なので、他のコンセントと簡単に見分けることができるでしょう。

光コンセントの目印
出典:NTT東日本公式サイト:「光コンセントとは

光コンセントは2種類!タイプごとに設置場所が違う

光コンセントのタイプ

光コンセントには、「一体型タイプ」と「分離型タイプ」の2種類が用意されています。

建物の構造などによって設置されるタイプが異なるため、一度確認しておくと良いでしょう。

なのでここでは、タイプごとに光コンセントの特徴と探し方についてまとめてみました。

【一体型タイプ】光コンセントの特徴と探し方

光コンセントの一体型

最もよく使われている光コンセントが「一体型タイプ」です。

名前の通り、複数のコンセントが1つにまとまっています。見た目は通常のコンセントとほとんど同じなので、違和感はありません。

一体型タイプの画像
出典:ソフトバンク光:「開通工事の流れ

光回線の工事をするときには、自宅のコンセントのカバーを外して、光コンセントのある新しいカバーに付け替えます。

そのため、自宅のコンセントを調べれば、一体型タイプの光コンセントが設置されているかを確認できます。

【分離型タイプ】光コンセントの特徴と探し方

光コンセントの分離型

光回線をエアコンダクトから室内に通したり、壁に穴をあけて引き込んだ場合に、「分離型タイプ」の光コンセントが設置されます。

分離型タイプの光コンセントは、他のコンセントから独立しています。なので一体型タイプとは違い、室内に引き込んだ光回線ケーブルがむき出しの状態です。

分離型タイプの例
出典:ソフトバンク光:「開通工事の流れ

ネジで壁に固定されていたり、床にそのまま置かれていたりしますが、基本的には通常のコンセントのそばに設置されています。

配線やコンセントが目立つため、見栄えはあまり良くないかもしれません。ただし機能面では、一体型タイプも分離型タイプも同じなので安心してください。

すでに光コンセントがある場合のメリット

光コンセントがある場合

すでに光コンセントがある場合は、光回線の工事をする必要がありません。つまり工事費用が安くなり、工事の立ち会いも不要になります。

なので希望する光回線に申し込んで、通信機器をレンタル・設定すれば、インターネットを利用することが可能です。

特に賃貸アパートやマンションなどの集合住宅の場合、前の住人が使っていた光コンセントが、そのまま残っている場合もあるでしょう。

またマンション自体で光回線に契約しており、すでにネット環境が完備されているケースもあります。この場合は、申し込みの必要もないので、一度確認してみると良いでしょう。

光コンセント設置済みでも使えない回線がある

光コンセントが使えない場合

光コンセントが設置されていたとしても、すべての光回線を利用できるわけではありません。場合によっては、設定工事が必要になります。

この見分け方は、「新たに契約する光回線の種類」によって決まります。

【光コンセントあり】
工事不要で使える
・フレッツ光
・ドコモ光
・ソフトバンク光
・BIGLOBE光
・So-net光などの光コラボ
【光コンセントなし】
設置済みでも
工事が必要
・auひかり
・NURO光
・eo光
・コミュファ光
・メガ・エッグ
・ピカラ光
・BBIQ

光コンセントが設置済みで使えるのは、フレッツ光か、ドコモ光・ソフトバンク光など、光コラボと呼ばれる光回線です。

これらは同じ回線を利用しているので、光コンセントがあれば、工事が不要になります。

一方、auひかりやNURO光などは、独自の回線を利用しているので、光回線の種類が異なります。そのため、光コンセントがあったとしても、回線工事が必要です。

自宅に光コンセントがない場合は工事が必要

光コンセントがない場合

もし自宅に光コンセントがない場合は、設置工事をする必要があります。カバーを付け替えるだけなので、工事自体は1時間〜2時間ほどで完了します。

ただし予約が取りづらく、申し込みから開通まで1ヶ月前後かかります。早ければ2週間ほどで終わりますが、2ヶ月以上かかることもあるので、余裕を持って連絡するのがおすすめです。

また工事費用は、戸建てなら約18,000円、マンションなら約15,000円です。工事費無料キャンペーンを実施しているところもあるので、そこまで心配する必要はないかもしれません。

光コンセントとケーブルの接続方法について

光コンセントとケーブルを接続

光コンセントとケーブルを繋ぐ方法は、ただ差し込むだけなので簡単です。外すときは、ケーブルの先端を両側からつまみ、押しながら引き抜きます。

このとき、光コンセントやケーブルをのぞき込まないよう注意しましょう。のぞき込むことで目を傷つけてしまう危険があります。

また接続するときには、ケーブルを激しく折り曲げたりしないでください。ケーブルが破損すると、インターネットに接続できなくなってしまいます。

ちなみに光コンセントの設置工事では、通信機器にケーブルを繋げるところまで、担当者が対応してくれます。なので、初心者の方も安心してくださいね。

【退去時】光コンセントの撤去が必要なケースも!取り外し方は?

光コンセントの撤去方法

移転や引っ越しで退去するとき、光コンセントはそのままで問題ありません。しかし、住んでいるマンションによって、管理人から撤去するように言われることもあります。

光回線・光コンセントの撤去にかかる工事費用は、おおよそ10,000円です。契約先によっては、無料で対応してもらえるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

また光コンセントのカバーを、自分で取り外すことはできません。撤去工事には電気工事士の資格が必要になるため、担当者にお願いする必要があります。

設置工事と同じく、なかなか予約が取りづらいので、スケジュールに余裕を持って連絡するようにしてください。

覚えておくと役立つ!光コンセントの気になる質問

光コンセントの質問

ここでは、光コンセントに関するよくある質問をまとめてみました。

クリックすると該当箇所へ移動します。

光コンセントは増設できる?

光コンセントの増設
A:基本的に光コンセントの増設はできません。

光回線は、1家庭に1回線と決まっています。また光コンセントも1回線に1つで、基本的に増設はできません。

もし何らかの理由で、自宅に2種類以上の光回線を引き込む際には、光コンセントが複数になる可能性もあるでしょう。

ちなみに光コンセントを移動したい場合は、有料で対応してもらえます。ただし、新たに回線工事をすることになるので、初期工事と同じくらいの費用がかかるかもしれません。

光コンセントのケーブルは延長できる?

光コンセントのケーブル延長
A:自分の場合は約2,000円、お願いするなら約10,000円で延長できます。

光コンセントからのケーブルが短い感じたり、通信機器の置き場所を変えたいときには、ケーブルを延長することも可能です。長さは1m〜10m以上のタイプがあります。

自分で延長する場合は、専用のケーブルを用意しましょう。Amazonや楽天で購入すると、価格は約1,500円〜2,000円で、ジョイントコネクタ(中継コネクタ)付きがおすすめです。

ただし自分でケーブルを延長するときに、トラブルが発生すると、自己責任になってしまいます。なので不安な方は、契約先に問い合わせてみてください。

担当者にお願いする場合は、工事という扱いになります。そのため、約10,000円ほどの費用がかかってしまうかもしれません。

LANコンセントやモジュラージャックとは違う?

モジュラージャックとLANコンセント
A:光回線の配線方式に違いがあります。

マンションによっては、光コンセントが設置されないケースもあるかもしれません。その代わりに、LANコンセントやモジュラージャックを利用します。

LANコンセントの場合、コンセントに「LAN」と文字が書かれているのが特徴です。またモジュラージャックの場合は、電話のマークや「TEL」と表記されています。

モジュラージャックとLANコンセントの違い

光コンセントが設置されないのは、建物の配線方式に違いがあるためです。マンションなどの集合住宅では、光回線を各部屋に分配する方法が、建物によって異なります。

LANコンセントの場合、外から引いてきた光回線を、LANケーブルで各部屋に分配しています。最大通信速度は、光コンセントの配線方式と同じです。

またモジュラージャックの場合は、外から引いてきた光回線を、電話回線で各部屋に分配しています。このとき、最大通信速度は100Mbpsに下がってしまいます。

最大100Mbpsでも、普通にインターネットを利用できます。しかし、動画やゲームを楽しみたい方にとっては、遅くてストレスを感じるかもしれないので、注意してください。

配線方式住居タイプ通信速度配線ケーブル特徴
光コンセント光配線方式戸建て
集合住宅
最大1Gbps光ファイバーケーブルマンションの共有スペース(MDF室)まで光回線を引き込む
その後、各部屋まで分配する
LANコンセントLAN方式集合住宅最大1Gbps光ファイバーケーブル
LANケーブル
マンションの共有スペース(MDF室)まで光回線を引き込む
その後、LANケーブルで各部屋まで分配する
モジュラージャックVDSL方式集合住宅最大100Mbps光ファイバーケーブル
一般電話回線
マンションの共有スペース(MDF室)まで光回線を引き込む
その後、電話回線で各部屋まで分配する

光回線の工事で設置する光コンセントまとめ

今回は光コンセントとは何なのか、探し方や設置工事についてまとめてみました。

光コンセントがある場合、工事不要でインターネットを利用できます。一体型と分離型が用意されていますが、どちらも通常のコンセントの近くにあるので、探し方は簡単です。

ただし契約できるのは、フレッツ光・光コラボの光回線だけになります。また光コンセントがない場合は、工事が必要になるので、かかる費用や期間を確認しておきましょう。

光回線を契約する際には、ぜひここで紹介した内容を参考にしてみてください。